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「建設（けんせつ）会社（がいしゃ）」はマンションやビル、住宅（じゅうたく）、橋（はし）、道路（どうろ）などをつくる、私（わたし）たちの暮（く）らしに欠（か）かせない存在（そんざい）です。さらに最近（さいきん）では、ただ建物（たてもの）をつくるだけでなく、SDGsを達成（たっせい）するためにさまざまな活動（かつどう）を行（おこな）う建設（けんせつ）会社（がいしゃ）が増（ふ）えてきました。建設（けんせつ）会社（がいしゃ）の「フジタ」もそのうちの1社（しゃ）です。フジタでは、屋上（おくじょう）に太陽光（たいようこう）発電（はつでん）パネルをつけて電気（でんき）をつくり出（だ）し、建物（たてもの）の中（なか）ではエアコンや電気（でんき）のエネルギーを節約（せつやく）して、使（つか）うエネルギーの量（りょう）を実質（じっしつ）ゼロにすることをめざす「ZEB（ゼブ）」の建物（たてもの）をつくっています。このZEBによって、電気（でんき）などのエネルギーをつくる際（さい）に排出（はいしゅつ）される二酸化炭素（にさんかたんそ）の量（りょう）を大幅（おおはば）に減（へ）らすことができます。

またフジタでは、建物（たてもの）をつくる際（さい）に「グリーンインフラ」という方法（ほうほう）を使（つか）って、人々（ひとびと）の健康（けんこう）や自然（しぜん）、地域（ちいき）を守（まも）る工夫（くふう）をしています。このグリーンインフラとは木（き）や水（みず）、土（つち）など自然（しぜん）が持（も）つ力（ちから）を利用（りよう）して、災害（さいがい）を防（ふせ）いだり、環境（かんきょう）を良（よ）くしたり、みんなが元気（げんき）に過（す）ごせるまちをつくる取り組（と く）みです。例（たと）えば、雨水（あまみず）をためて洪水（こうずい）を防（ふせ）いだり、木（こ）かげで夏（なつ）の暑（あつ）さをやわらげたりします。動物（どうぶつ）や植物（しょくぶつ）が過（す）ごせる場所（ばしょ）を守（まも）り、人々（ひとびと）のストレスを減（へ）らして健康（けんこう）的（てき）に過（す）ごす手助（てだす）けにもなります。またフジタは地域（ちいき）の人（ひと）たちが集（あつ）まり、社会（しゃかい）のために活動（かつどう）できる場所（ばしょ）や建物（たてもの）を積極（せっきょく）的（てき）につくるなど、さまざまな角度（かくど）からSDGsに貢献（こうけん）しています。