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クリアファイルは、学校（がっこう）や会社（かいしゃ）などでプリントをまとめるときによく使（つか）われています。大切（たいせつ）なプリントを守（まも）ってくれるとても便利（べんり）なアイテムですが、何（なん）回（かい）か使（つか）ったあとに捨（す）てられてしまうことも多（おお）く、毎日（まいにち）たくさんのクリアファイルがゴミに出（だ）されています。さらに、ほとんどがプラスチックでできているため、燃（も）やすと二酸化炭素（にさんかたんそ）（CO2（シーオーツー））が発生（はっせい）し、地球（ちきゅう）環境（かんきょう）に悪（わる）い影響（えいきょう）を与（あた）えてしまうことがあります。そこで、文房具（ぶんぼうぐ）などいろいろな商品（しょうひん）をネットで売（う）っている会社（かいしゃ）「アスクル」は、使（つか）い終（お）わったクリアファイルを集（あつ）めて、新（あたら）しいクリアファイルやボールペン、ペン立（た）てなどの文房具（ぶんぼうぐ）にリサイクルする取り組（と く）みをスタートしました。

クリアファイルは、ほとんどがプラスチックだけでつくられているため、とてもリサイクルしやすい商品（しょうひん）です。アスクルでは、使（つか）われなくなったクリアファイルを「ペレット」と呼（よ）ばれる小（ちい）さな「つぶ」にして、それをペンなどの文房具（ぶんぼうぐ）や毎日（まいにち）のくらしに使（つか）ういろんな商品（しょうひん）につくりかえています。こうして生まれ変（う か）わった商品（しょうひん）には、「使（つか）い終（お）わったモノが形（かたち）を変（か）えて、またみんなのもとにやって来（く）る」という思（おも）いをこめて、「Matakul（マタクル）」という名前（なまえ）がつけられました。アスクルは、これからも「モノを無駄（むだ）にしないこと」と「二酸化炭素（にさんかたんそ）の排出（はいしゅつ）を減（へ）らすこと」を大切（たいせつ）にしながら、いろいろな商品（しょうひん）のリサイクルに取り組（と く）んでいきます。